只今工事中!レンガの塀

昭和系・三ッ星ガーデンデザイナー つのきち

2007年11月02日 12:05

前回のピンコロに続いて、今回は「レンガ」の塀を造っています。
ピンコロの欠点は、鉄筋が入らないという点。
なので高い塀や、門柱はレンガを使うことが多くなります。






信州の場合、凍害による破壊が起こることもあるので注意が必要です。
凍害とは、レンガの場合だと、吸収した水分が凍ってしまい体積が膨張して、
爆裂してしまうというもの。
最近は、レンガサイズでコンクリート製のものもあります。
耐久性は増しますが、レンガ独特の味わいは、幾分減ることとなります。
レンガは、粘土を焼き上げたものですから、ほぼ天然素材です。
柔らかいので、欠けたり風化したりすることもありますが、
それが「いい味」になることが多いんです。
これを「エイジング」と呼んでいます。

経年変化による汚れや痛みが、逆に「深み」や「落ち着き感」を与えていくのです。
年代を感じさせる「変化」を楽しむのです。

今回は、迷わず建物のテイストにあわせて「レンガ」での施工プランを提案しました。
南欧風ですが、格調高い雰囲気を出せたらと思っています。
仕上がりが楽しみです!



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