H様邸・植栽工事

昭和系・三ッ星ガーデンデザイナー つのきち

2008年05月08日 21:50

つのきちは、昭和系で「造園系」。
出来るだけ、植栽のスペースをとるように設計してしまいます。
かといって、あとからわんわんとしてもいけないので、適度な配分でデザインするようにしています。

今回は、5種類で5箇所。


まずは、シンボルツリーとして、







「ヒメシャラ」を植えました。
落葉高木、紅葉して落葉します。
夏に、椿のような白い花をつけます。
樹形が「狭卵形」なので、スペースが余り無いところでも大丈夫です。
シャラとの見分け方は、幹が赤っぽいのと、葉が小ぶりというところでしょうか。
株立といって、幹が根から株分れしているので、枯れた枝振りもいい感じです。
株立の場合、1つの根に対して、幹が何本もあるので成長が遅いという特徴があります。
なので、最初から高さ3.5mくらいのものを用意しています。





実は、この角度から見た風景も気に入ってます!






門柱の手前と、スリットの足元に植えたのは、「サツキツツジ」です。
常緑低木で、この木は殆ど大きくなりません。
落葉樹とセットにすると、冬もさびしくありませんね。
最初から、葉が密なので足元隠しにピッタリです。
高木の根元に低木を植えることを、造園用語で「根締め」といいます。
スースーしていた根元が、まさに締まるのです。




タイル貼りのテラス前には、緑陰目的で、





「ヤマボウシ」を植えました。
落葉高木で、初夏に上向きに手裏剣みたいな花をつけます。
なので、バルコニー下に植えると花が見下ろせていいと思います。
赤い実もなるので、鳥も呼んできます。
せっかくの、デッキやテラスも夏暑くていられない・・・・という事では困ります!
信州でも、雪対策より「夏の暑さ対策」のほうが必要になってきています。



塀際には、和の演出で、




「クロチク」を植えました。
場所もとらずに、その垂直性と色で、空間をキリッと引き締めてくれます。
実は、夜のライトアップで照らすクロチクと塀が見せ場でもあります。
照明デザインについては、後日ご紹介しまーす。



玄関入口には、縁起物として、





「ヒイラギナンテン」を植えました。
常緑低木で、ヒイラギのような葉を持つナンテンです。
ヒイラギは魔除け、ナンテンは「難を転ずる」という事で、昔から霊験あらたか?な樹とされています。
まぁ、信じる信じないは別として、気分の問題ですけど。
葉色も、黄色からオレンジと色とりどりなところも好きです。
入隅になっているところや、アプローチと建物のわずかなスペースが生き生きしてきます。

実は5本の樹のうち、常に3本以上目に入るように設計してあります。
自分の家の庭には、何かが足りない・・・・と思われている方。
それは、きっと植栽スペースではないでしょうか!
手間を掛けずに楽しめるグリーンライフ提案がSEEDSにはあります。
なんなりとご相談くださーい!


ちなみにあさって10日は、出張SEEDSで「長野ビッグハット」に行ってまーす。

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ぜひ、お気軽にお立ち寄りください。
生つのきちに会えるチャンス!ですよー!

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