造園家を英語でいうとなんというのでしょうか。
庭の管理をする人の事は、ガーディナーといいますけど。
ガーデニングは、庭いじりの感じです。
造園=眺めを作る=景色を作る、という事で、
景観=「ランドスケープ」という言葉で表すことが多いようです。
なので造園家は、「ランドスケープ・アーキテクト」とかっこよく言っています。
「景観の設計者」=「ランドスケープ・アーキテクト」でどうでしょうか。
造園設計は「ランドスケープデザイン」になります。
造園家の仕事は、風景を作り出す仕事ともいえます。
都市、駅前、公園、街並み、街路、ウォーターフロントetc・・・。
色々な景色があり、様々な要素で構成されています。
それらがバランスよく、機能的でかつ美しく配置されていないといけないのです。
千葉大学の園芸学部・造園学科には、3年になると専門研究室に入ることになります。
庭園
風景
都市計画
施設
4つの研究室があって、つのきちは「施設研究室」を選びました。
ここでは主に、地域公園から、国定公園、国立公園などの広域にわたる
「ランドスケープデザイン」を学びます。
観光バスの駐車場や、トイレ、休憩所、園路や植栽。
環境への配慮や、自然への影響も、実施学習します。
SEEDSでは、1軒の家の外構をデザイン設計する時に、周囲の環境、歴史風土まで
考慮して、それらと調和のとれたデザインを心掛けています。
「木を見て、森を見ず」とならない様に考えるSEEDSの基本姿勢には
「施設研究室」で学んだことが大きく影響しているかもしれません。
そんな、「ランドスケープデザイン」業界?には、その名もズバリな、業界専門雑誌が存在します。
マルモ出版の隔月刊「ランドスケープデザイン」です。
定価1995円と、けっして安くないです。
でも、まさに「施設研究室」のための専門誌といった感じです。
新しい工法や、提案が事例とともに多数紹介されています。
この本買って読んでいる造園家の人、長野県には余りいないと思います。
読んでる人いたら、同志!ですね。連絡くださーい!
我々設計者が、一歩離れてみて、「街並み」や「景観」の事まで考えたうえで
デザイン設計してくれたら、長野県の住空間はもっとよくなると思うのです。
「建物」も「外構」も、です。
もっと多くの人に読んでもらいたい本です。
自分の家の外構が、景観を作り、地域に住む人の記憶に永くに残っていくという
「公」の意識と責任も持ってもらいたいと思います。
バックナンバー事務所に何冊かおいてあります。
お気軽に読みに来てください。貸し出しはできませーん。お茶はだしますよー。
最後まで、読んでいただきありがとうございます。
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