5月に、お引渡しをさせていただいたお客様から、
「アブラムシコール」をいただきました!
お庭のシンボルツリー「ヤマボウシ」に、アブラムシが発生しているので、
どうしていいかわからず、とにかく私に電話してくださったのです。
頼られると、一肌でも二肌でも、脱いでしまうつのきちですから、
正直、頼られてうれしい!ですし、まさに三ツ星デザイナー冥利に尽きますよー!
しかしこの日は、早速出動!というわけにはいかず、翌朝伺う事に。
遠目では、別段変わりは無いのですが、間近で見ると・・・・
緑色のアブラムシが、いますいます・・・・。
新芽の葉液を吸っていて、分泌液で葉がべたべたしています。
アブラムシの駆除の基本は、まず
①「補殺」です。
発生している葉ごとむしって、捨てる。
あるいは、厚手の軍手をしてこすりとる!
実は、つのきちは手塚マンガ「ブッダ」の影響で、
「蚊」さえも、殺さず捕まえて外に逃がす人なのです。
しかし、お客様の為、ここは心を鬼にして「捕殺」実行です。
②「牛乳スプレー」
これは、バラの本とかに良く載っている方法です。
薄めた牛乳をスプレーすると、乾燥時にアブラムシの体表面に膜が張って
皮膚呼吸をできなくさせて窒息させるという方法。
③「反射板攻撃」
「信州で楽しむナチュラルガーデニング」によると、きらきら反射する
シルバーフィルムなどを幹本に敷くと効果があるそうです。
なんでも、まぶしいのは嫌いだとか。
④「消毒」
最後の手段は「消毒」です。
「造園技術ハンドブック」によると、
「バミドチオン」「チオメトン」「NAC剤」が効くそうですが
普通の園芸用殺虫スプレーで良いでしょう。
但し、樹勢も弱めますし、天敵のテントウムシも一緒に駆除してしまうことになります。
「消毒」は、最終手段と考えた方が良いでしょう。
①~③まで頑張ってもらって、梅雨明けまで後を引くようでしたら
最期の手段④「消毒」に伺いますと、お約束しました!
高さ3.5mまでは、流石に手が届きませんから。
アブラムシは卵で越冬するというので、その辺りも、ちょっと責任感じているのです。
さて「閑話休題」
これは、何の卵?でしょう。
調べたら、実はアブラムシの天敵「ナミテントウムシ」の卵だったんです。
アブラムシ関係と間違えて、取り除いてしまいました、失敗。
アリも、たくさんいました。
てっきり、アリもアブラムシをエサにしていると思っていたのですが
実は真逆でした!
アリは、アブラムシが分泌する甘い汁目当てに来ていて、しかもガード役までしているとの事。
すみません・・・、今まで嘘を申しておりました、反省。
昭和系ガーデンデザイナーも、とにかく日々勉強中でーす!
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