「ロッキー・ザ・ファイナル」の前に「ロッキー」!

昭和系・三ッ星ガーデンデザイナー つのきち

2007年10月21日 00:10

劇場公開で見逃した「ロッキー」の最終章。
DVDをTSUTAYAで新作レンタル、大感動のフィナーレを迎えます。
でも、お願いがあります。その前に・・・・
「ロッキー」を語らせてください






「ロッキー」シリーズは、リアルタイムですが実はTVでチラッと観ただけでした。
人気シリーズゆえ、天の邪鬼なつのきちは、ちょっとバカにして敬遠していたのです。

ちゃんと観たのは、実は1年前。
その、丁寧で細やかな描写にぐいぐい引き込まれてしまいました。
どうしようもないチンピラでパンクス=ごろつきのロッキー。
現状から抜け出したいけど、抜け出せない焦燥感が伝わってきます。

ちょうどつのきちも、現実問題、独立を意識するようになっていた頃。
自らの存在理由を証明するために、転がり込んだチャンスに挑むロッキーの姿は、
ちょっと臆病になっていたつのきちの背中を、ぽんと押してくれました。






迫力のあるトレーニング、試合シーンは今見ても、胸が熱くなりますね!
名テーマ曲「ゴナ・フライ・ナウ」が高らかに鳴り響き、朝の市場を
グレーのスウェットで駆け抜けるシーンが特に好きなのですが、
ほとんどゲリラ撮影だったそうで、手を振る市場の人たちは
本当のボクサーのトレーニングだと思っていたそうです。

当時、無名でポルノ映画にも出演して日銭を稼いでいたシルベスター・スタローン。
実際のボクシングの試合にインスパイアされて、一気に脚本を書き上げます。
スタローンは、映画会社に脚本、主演の企画で持ち込みます。
映画会社は脚本は買うが、主演は別のスター俳優でとの答え。
候補に、ライアン・オニールやロバート・レッドフォードの名前が挙がったそうです。
でも、スタローンは、自分以外にロッキーはやれない!脚本は渡せない!と
最後まで主張し続けました。
結果、映画会社が折れてスタローン主演でGoサインが出ますが、低予算を強いられます。
ですが、奇跡的な出来上がりで、公開されるや大ヒット。
アカデミー作品賞まで受賞しました。
スタローンは、一夜にして「スター」になったのです。


これって「ターニング・ポイント」ですよね。人生の。
もしも、少しのお金欲しさに脚本だけ売っていたら・・・。
今のロッキーは、スタローンは、無かったです。

ロッキー=スタローンという事を本人自身が確信していました。
信念を貫いた男は、信念の塊のような映画を創ったのです。

そして「ロッキー・ザ・ファイナル」。
ロッキーの最終章にふさわしい、感動と勇気のドラマでした。
ちょっと前のつのきちみたいに、ロッキー嫌いの人にも観て欲しいです。
1、2、3、4、そして5は飛ばして最後「ザ・ファイナル」でぜひ。
おすすめしまーす。



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