なぜ映画を観るのか?

昭和系・三ッ星ガーデンデザイナー つのきち

2009年02月05日 20:54

いや、なぜ映画を観ないといけないのか?
なぜ、社員の福利厚生施設として、事務所にホームシアターを造ったのか?
なぜ、お客様にシアターを開放して、感動体験してもらっているのか?

その訳は・・・・・。
つのきちが、唯一購読しているメルマガ、
「社長のビタミン」の2月2日の記事をお読みください。
まさに「我が意を得たり!」でしたよー!


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☆経営の「成功デザイナー」に贈る、本日の「ビタミンG(臥龍語録)」は・・・


『090202「映画は社会人大学」』



・発行者: 感動経営の伝道師 臥龍(がりゅう)こと角田識之(すみだのりゆき)

      感動経営コンサルタント&APRA議長&感動の街 松本 親善大使
      &「日本一旅館、アジア一旅館」提唱者
      &ワールド・ビジョン・ジャパン/アソシエート・エキスパート
    
・感想やお問い合わせは⇒ garyu@e-garyu.com

・臥龍ファミリーの最新活動の広報記事は→ http://www.kando-m.jp/index.html
 の「Wha’s New」からどうぞ!
・心の愛娘「美咲」との共演記事は→ http://misakix.jp/garyu-sumida.htm

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【その解説は・・・】

●「あなたは20本中、何本?」

昨日の1日は、映画の日で1000円でした。臥龍も2本観ました。

一本目は、「誰も守ってくれない」
→ http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id330419/

社会派ドラマの秀作でした。現代社会の潜在的恐怖をよく描いています。お勧めです。

二本目は、「20世紀少年<第二章>最後の希望」
→ http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id332026/

続編は見ないと気になりますね。原作コミックは知らなかったのですが、
よく出来たストーリーです。




さて、先般発表された2008年度の映画の興行収入は、興味深いものでした。

・日本映画 前年比22.4%増 約1158億6000万円(過去最高)
・外国映画 前年比23.9%減 約 789億8000万円

日本映画が外国映画を上回ったのは2年ぶりで、外国映画は興行ベースでの発表に
切り替えた2000年以来の最低でした。

興行シェアは日本映画が59.5%、外国映画が40.5%。ただこれだけで
単純には邦画復活とはいえないと思います。

ちなみにトップ10は以下の通りです。

Q.日本映画、外国映画を合わせた20本の内、あなたは何本観ましたか?

経営者であれば、是非、5本は観て欲しいものですね。



★日本映画

1位『崖の上のポニョ』(東宝)        152.7億円

2位『花より男子 ファイナル』(東宝)     76.2億円

3位『容疑者Xの献身』(東宝)         48.2億円

4位『劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド・パール 
   ギラティナと氷空の花束シェイミ』(東宝) 46.7億円

5位『相棒-劇場版-絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン』
               (東映)     42.2億円

6位『20世紀少年』(東宝)          38.5億円

7位『ザ・マジックアワー』(東宝)        38.2億円

8位『ドラえもん のび太と緑の巨人伝』(東宝)  32.9億円

9位『L change the WorLd』(ワーナー) 30.7億円

10位『マリと子犬の物語』(東宝)        30.6億円



★外国映画

1位『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』(パラマウント)
                            53.6億円 

2位『レッドクリフ Part1』(東宝東和/エイベックス)43.9億円 

3位『アイ・アム・レジェンド』(ワーナー)        42.9億円 

4位『ライラの冒険 黄金の羅針盤』(ギャガ/松竹)    34.7億円 

5位『ナルニア国物語第2章 カスピアン王子の角笛』(ディズニー)29.6億円

6位『ハンコック』(ソニー)              28.7億円

7位『魔法にかけられて』(ディズニー)         27.1億円

8位『ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記』(ディズニー)
                            21.9億円

9位『スウィーニー・ドット フリート街の悪魔の理髪師』(ワーナー)20.4億円

10位『ウォンテッド』(東宝東和)           20.1億円




いかがでしたか?

臥龍は、日本映画で5本、外国映画で8本の計13本でした。

でも興行成績ベスト10外に、「臥龍の生涯ベスト100」に入るものが
何作もありました。

代表的には、「おくりびと」と「ダークナイト」でしょうか。
これが、臥龍のそれぞれのベスト1です。

それにしてもアメリカでは歴代2位の大ヒットを記録した「ダークナイト」が
15億円止まりというのは、意外ともいえるし当然ともいえるかもしれません。
確かに暗い。しかし間違いなく映画史上の名作です。

臥龍が一番多く回りの方に勧めたのは「おくりびと」ですね。
アカデミー賞の外国映画賞を是非、獲ってもらいたいものです。

また、昨日観た「誰も守ってくれない」同様、社会派ドラマの秀作だった
「闇の子供たち」も、重いが見るべき世界を切り取ってくれました。


では、それ以外に「気付き」を持たれたものはございますか?


日本映画は10本中、東宝が8本、一人勝ちですね。

しかし200億、300億のメガヒットはありません。

逆にいえば分散化傾向でしょうか?

配給が一人勝ちで、作品は分散、これはあくまで2008年度の単独結果ですが・・。




■「メディアミックス」

臥龍が初めて「メディアミックス」を知ったのは、角川映画からでした。

1970年代から80年代、「犬神家の一族」、「人間の証明」、「戦国自衛隊」、
「セーラー服と機関銃」、「時をかける少女」など、臥龍の青春時代とダブルように
数々のスマッシュヒットを連発しました。

角川春樹は、時代のカリスマの一人でした。

「原作(小説)」と「音楽」と「映画」と「話題新人」など、複数のメディアの
相乗効果を駆使したマーケティングは強烈でした。

2008年を見ると、映画単独オリジナルマーケティングがますます難しくなっている
ことが分かります。

日本映画の過半数が、テレビとのコラボレーションです。
テレビを抜きに、映画館興行も成立しません。しかしこれは時代です。

個人的にはまったくテレビをみない臥龍ですので、日本映画がベスト10中5本と
いうのも、テレビ発のものを観に行く動機が低いからです。

例外は、家内に無理矢理連れていかれた「相棒」です。

映画を観てから、テレビシリーズのDVDを全部揃えてしまいました。

こういう「逆輸入ケース」もたまにあるのですね。




■映画って?

ちなみに、興行収入ではなく芸術性から見たベスト10は何でしょうか?

興収のような客観性がないので難しいですが、日本では権威のある
「キネマ旬報賞」で見てみましょう。

★日本映画

  1位 おくりびと
  2位 ぐるりのこと。
  3位 実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)
  4位 トウキョウソナタ
  5位 歩いても 歩いても
  6位 闇の子供たち
  7位 母べえ
  8位 クライマーズ・ハイ
  9位 接吻
  10位 アフタースクール
 *次点 百万円と苦虫女

★外国映画

  1位 ノーカントリー
  2位 ゼア・ウィル・ビー・ブラッド
  3位 ダークナイト
  4位 イントゥ・ザ・ワイルド
  4位 ラスト、コーション
  6位 イースタン・プロミス
  7位 その土曜日、7時58分
  8位 エグザイル/絆
  9位 つぐない
  10位 チェチェンへ アレクサンドラの旅
 *次点 12人の怒れる男
 *4位は同点で2作品となります。

★文化映画

  1位 嗚呼 満蒙開拓団
  2位 緑の海平線
  3位 里山っ子たち
  4位 いのちの作法 ―沢内「生命行政」を継ぐ者たち―
  5位 シロタ家の20世紀
  5位 柊の向こう側 ~ハンセン病患者・回復者の歩み~
  7位 木工芸 ―中川清司のわざ―
  8位 チョコラ!
  9位 つみきのいえ
  10位 腫瘍血管新生
 *次点 あぶあぶあの奇跡
 *5位は同点で2作品となります。


臥龍が、映画鑑賞を経営者に勧める理由には、三つあります。

1.「大衆芸術」

「売れない」と継続できません。「時代を映す鏡」でありながら、「商業性」も
必要です。「ロマンとソロバン」の両立です。


2.「集団芸術」

原作=事業コンセプト、シナリオ=ビジョン、監督=社長、スタッフやキャストも
役割の大小はあるかもしれませんが、誰が欠けても成り立ちません。

映画はチームワークの芸術です。


3.「感性を磨く」

感性は磨かないと錆びていきます。磨く一番の方法は「感動」です。


臥龍にとって、映画は「人生と経営の学校」です。



大きな娯楽出費を控える時代、映画の興行収入にはプラスのようにも思いますが、
結果は、来年の今頃ですね。

以下続く・・・・

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つのきちは、20本中、6本でした。

とにかく、毎日すごいボリュームのメルマガです。
それにしても、2008年の映画界をこれほどまでに、データ化して総括した記事は
観た事がありません!

最後のまとめの言葉、
「映画は、人生と経営の学校です。」に、激しく同意しまーす!
そして、臥龍先生と同じ理由で、経営者に映画鑑賞をお勧めします。
経営者のみならず、感動する心、時代性を感じるアンテナと感性は、
さび付かないように磨き続けないといけない、と思うのです。





つのきちの、昨年封切り映画・ベスト1は、
コレも臥龍先生と同じく、バットマン「ダークナイト」です。
ブルーレイで味わう至高のアクションと、哲学的な物語、
そして、画質、音響効果は、これまでのブルーレイのそれを、遥かに凌駕するものでした。
ジョーカーの悪魔のささやきに、あなたならどうしますか・・・・。
当事務所内「フォーシーズンシネマ140」で、ぜひ体感してくださーい!





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☎0263-40-3125

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