男映画「バニシング・ポイント」

昭和系・三ッ星ガーデンデザイナー つのきち

2007年06月02日 22:51

71年米映画「バニシング・ポイント」。
ニューシネマの傑作という事ですが、
私が4歳の頃ですから当然リアルでは観ていません。

ドキュメンタリー度★★★★ 70年代度★★★★
もしかして白昼夢?度★★★ 男のロマン度★★★★★




以前TVとVHSで観て、今回10年ぶりくらいにDVD買って事務所でみました。

話は、パトカーを振り切りながらひたすら暴走する、一人の男の話です。

ホントこれだけです。

理由も、訳も無く(無くもないですが)、アメリカの広大な風景を爆走し切り取っていきます。

主人公は、ベトナム帰りで、元警官で、元レーサーということがフラッシュバックでわかってきます。

次第に、支持者が増え、伝説化していくなか、遂にバニシングポイント(消失点)が・・・!

音はモノラルですが、音に臨場感があり充分楽しめます。

吹き替えもいい感じです。

地平線に果てしなく続く一本道・・。すばらしい風景も見ものです。

これリアルで観たら、アメリカにあこがれるだろなあと思わせてくれます。

ある意味、不条理劇ですし、「バカじゃない」と冷静な女子は思うかも。

でも男は「バカな事」が好きですし、「バカな事」=武勇伝にあこがれます。

前田日明は、マイヒーローですが、彼の友人が

バーでこの映画の話をして、見事女性を泣かせたそうです。

この映画を、バカな男の話と思われることなく、男のロマンとしてうまく話せるようなりたいです。








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